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爆裂妄想

爆裂妄想_a0025592_1685360.jpgエアコンも効かないほど、暑い夏の夕方。俺は小さな自分のオフィスで、2ヶ月かかって制作したウェブサイトがようやくアップできて、ふぅっと一息ついている。隣のパーテーションで仕事している彼氏に「終わったぁ」と笑顔で話すが、彼氏は「ふぅん、そう」と冷たい返事を返す。昨日の夜ケンカしたことをまだ根に持っているようだ。
「まだ怒ってるの?」
「別に」
「ほら、怒ってんじゃん」
しばらく沈黙する俺と彼氏。そこにアシスタントの子が仕事のことで
質問に来るが、気まずい雰囲気を察知して、そそくさと自分のブースに
戻っていってしまう。このアシスタントの子は、俺が顔と体型だけで
採用した21歳の男子大学生。
デザインセンスこそ足りないものの、努力家で性格はかわいく、
少しオドオドしている印象の、華奢でアヒル口が愛らしい子。
緊張するとうまく喋れなくなるところなんか、たまらない。

「どうしたら許してくれるの?」
「今すぐさせてくれたら」
「っっ・・・!!」
俺の返事を待つことなく、彼氏は俺のシャツの裾から手を入れて
脇腹やら胸やらをまさぐる。
「ちょっ・・・!待てってば」
薄くてチープなパーテーションの向こうには、アシスタントがいる。

「っはぁ・・・」
オフィスチェアに彼氏が座り、俺は彼氏と向かい合う格好でその膝の上に
またがり、深く突き入れられている。
こみあげる声を、必死で殺しながら目眩すら覚えている俺を、彼氏は
黙々と貪る。
彼氏はすぐに、音のない熱い吐息と共に、俺の中に放つ。

「許してあげる」と笑顔で俺にキスをして、先に家に帰っていく。
俺は何事も無かったように仕事を続けるが、アシスタントの子が
気づいていたに違いないと、一人でドキドキする。

次の日、朝早めのオフィスに来るとアシスタントの子も来ている。
明らかに顔が上気して桃色にそまり、細い顔に不釣り合いなほど
大きな唇が、何か言いたげにパクパクしている。
「めるさん、俺、俺・・・・」


・・・我ながら呆れる。よくもまぁ、こんな長々と。
忙しいからこそ、こうやって現実逃避しないとさぁ〜。
だっはっは。
どうにかしてくれよ、こんな俺を。
これも夢だね〜、絶対実現させたい夢だね。
by bokulife | 2004-09-10 16:08 | notes